小学校教師しゅんの青年海外協力隊ライフ

こどもの笑顔が世界をつくる。ボツワナの小学校で活動する青年海外協力隊員が、日々の活動やボツワナの文化、感じたこと・考えたことなどを発信していきます。

ボツワナでの電気の使い方

家の漏電ブレーカーが壊れてしまったので、オーナーさんに連絡して業者さんに来てもらいました。


家に帰ると、なぜか扇風機が付かず、故障かな?と思ったら、家のすべての電化製品が使えなくなっていました。

業者さんに直してもらうまでは、電気が使えず。


電気が使えないって、やっぱり不便ですね。

まあモバイルバッテリーもあるし懐中電灯もあるので、
しばらくは電気なしでも生きてはいけるのですが、

何が一番困るって冷蔵庫が使えなくなってしまうこと。

食べ物が痛んでしまったり、せっかく苦労して切って冷凍した食材が解けてしまいます。笑

今回は数時間で電気が通ったのでセーフでしたが、

これが数日続いてしまうと食材をすべて捨てなければならないことにもなりかねません。

いかに電気に頼って生きているかと思うと、ゾッとしますね。


漏電ブレーカーを取り替え、

配線を繋げて完了!


ブレーカーって3種類あるんですね。
知りませんでした。

アンペアブレーカー、安全ブレーカー、そして漏電ブレーカーだそうです。

今回故障したのは漏電ブレーカー。
家の漏電を検知して落ちる仕組みになっているブレーカーです。

家のどこかで漏電しているのかと思い心配になりましたが、
ブレーカーが故障していただけだったようです。良かった。


業者さんが直してくれて、無事に電気が点きました。

ありがとうございました!



今日はブレーカー修理記念に(?)、
ボツワナでの電気の使い方についてご紹介します!

電気の買い方

ボツワナでは、電気代はプリペイド方式です。
前もって買った分だけ使えます。

家にあるメーターに書かれた番号だけ控えておけば、

電力会社と提携しているスーパーや郵便局でも買えますし、

インターネットバンキングでも買えます。

ちなみに僕はインターネットで買っています。

ネットでの買い方については、また今度新規ボツワナ隊員向けに記事を書こうと思います。

電気の使い方

実は、買っただけでは電気は使えません。

家に取り付けてあるメーターに、番号を入力すると使えるようになります。
おもしろいですよね。

僕はこれを知らず、電気代を買っても電気がつかないのであたふたしたことがありました。笑

こちらがそのメーター。


ネットで買った場合はこんなふうにメッセージが送られてくるので、
「Token ID」と書かれているところの番号を入力します。

入力が終わると、すぐに電気が使えるようになります。

電圧

100Vの日本と比べて、ボツワナは230Vと高くなっています。

スマホやパソコンはもともとさまざまな電圧に対応しているので大丈夫ですが、

日本製のドライヤーなどをそのまま使うと壊れます。

電圧を変えられるドライヤーを使うか、電圧変換器を使う必要があります。

僕は電圧を変えられるドライヤーを持ってきました。

が、今は坊主頭なので使っていません。笑

プラグ

ボツワナの電気プラグには、日本とは違う3種類のタイプがあります。


①B3Lタイプ

南アフリカで主に使われています。

世界にはB3タイプという似たようなプラグがあるのですが、それは使えません。

B3"L"というように、B3タイプを大きくしたような形状です。

世界でもけっこう珍しいので、変換プラグを見つけるのに一苦労。

日本では一般の電器屋さんには売っていません。
ネットでは買うことができるようです。



こちらがその変換プラグ。

ボツワナのスーパーやホームセンター、旅行用品店などで買うことができます。

これ一つで、日本のAタイプや、他のBFタイプ、Bタイプにも接続できます。
とっても便利!


②BFタイプ

イギリスやイギリスの植民地だった国で多く使われています。

こちらも変換プラグがスーパーなどに売っています。


③Bタイプ

中国やヨーロッパ の一部で使われています。


もう、プラグがいろいろあって、わけが分かりません。笑

日本だと一種類しかないので楽ですよね。
変換プラグに馴染みがないのも、そのためだと思います。


どうやって使い分けているのでしょう。


まとめてみたところ、

B3Lタイプ
→冷蔵庫、電気コンロ、電子レンジ、ケトル、トースター、アイロン

BFタイプ
Wi-Fiルーター、セキュリティアラーム

Bタイプ
→扇風機

という結果に。


熱を使う系はB3L、システム系はBF、運動系はBって感じなのかな…?


また、プラグの形を見るとどんな国に影響を受けているかも分かるような気がします。

B3Lは隣国である南アフリカでよく使われています。経済的な関わりも強いです。

BFが使われているイギリスは、かつてボツワナを植民地として支配していました。

Bを多く使う中国は、経済的にかなりの影響力があります。ボツワナには中国製品がたくさんあります。

こうやって考えてみると、おもしろいですよね。



以上、ボツワナでの電気の使い方についての紹介でした!

ボツワナに来る際など、ぜひ参考にしてみてください。



それでは。シャープ!👍



ここまで読んでいただきありがとうございます。

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