小学校教師しゅんの青年海外協力隊ライフ

こどもの笑顔が世界をつくる。ボツワナの小学校で活動する青年海外協力隊員が、日々の活動やボツワナの文化、感じたこと・考えたことなどを発信していきます。

ハンチの教会巡り①Reformed churches in Botswana

任期の間に、ハンチにある教会をすべてまわっていきたいなと思っています。



今日は、ハンチ小学校の同僚で、ITオフィサーをやっているハムフリー先生に、教会に連れて行ってもらいました。

「Reformed churches in Botswana 」という教会です。


Reformed church とは、「改革派」の教会という意味です。

カルヴァン派」と言われることもあります。


キリスト教は大きく分けて「カトリック」、「プロテスタント」、「キリスト正教」がありますが、

「改革派」はプロテスタントの一派です。


特徴としては、


・教会の権威などは認めず、「聖書のみ」に従う。

偶像崇拝を禁止している。(キリストの絵などはどこにも描かれていない。)

・ミサ(mass)ではなく礼拝(worship)と呼ぶ。

・神父(father)ではなく牧師(pastor)がいる。

・牧師の結婚は自由。

・礼拝では儀式より牧師による説教に重きが置かれる。


といったことが挙げられます。



では、今日行った教会のレビューです。


礼拝は午前10時から始まります。

5分前に行くと、まだ人はまばらでした。


最初は歌(ゴスペル)で始まります。

手拍子に合わせて、みんなで立って歌います。


隣にいるハムフリーをまねて、僕も歌いました。
(なんでこんな眠そうなんだ。笑)


続いて、牧師さんの挨拶。

ここで、僕のことも紹介してもらいました。

自己紹介するように促されたので、いつものようにツワナ語で自己紹介。

みんなめちゃめちゃ喜んでくれました。笑



ここで子供たちはみんな部屋の奥へ。

ハムフリーにどうしてか聞くと、「サンデースクール」というものらしく、みんな勉強するのだそう。

このあと行われる牧師さんによる説教は、子供たちには難しすぎるのかもしれませんね。



続いて、牧師さんによる説教です。

最初に聖書の一部分を読み、それに関する解釈を述べていきます。

今日は、キリストがお腹を空かせていたときに、イチジクの木が実をつけていなかったので枯らしてしまったというストーリーから、

私たちも神の罰を受けず加護を受けるためには、何かを生み出し続けるよう努力しなければならない、

といったような内容でした。


なるほど、キリスト教の人たちはこうやって道徳心を身につけていくんだな、と思いました。


(お腹空いてたからって木を枯らしてしまうのは神としてどうなのかというツッコミは心の中に留めました。)


1時間ほど説教があったあと、

みんな立って5分ほど各自でお祈りをしました。


そのあと、前に出されたバスケットに寄付のお金を入れました。

みんなだいたい10プラ(100円)くらい。


子供たちが奥の部屋から帰ってきました。


最後に、みんなでまた歌を歌っておわりました。

終わったのは11:30すぎくらいでした。


解散したあとは、来ていた人たちと握手をしながら挨拶してまわりました。

みんな、ツワナ語が話せることをすごく褒めてくれました。

嬉しかったです。もっとがんばろう。



みんなの歌声がとっても素敵だし、

聖書の話はボツワナの人たちがどのような倫理観を持っているのかを知れるので、とても興味深いです。


他の教会ではどのようにして行われているのか、気になります。


僕自身は、おそらく一般的な日本人と同じで、宗教は仏教のような神道のような無宗教のようなあいまいな感じです。

でも、教会やモスクといった宗教的な施設は、その国の文化や思想に触れられるので、どの国でも好きな場所です。


今後いろいろまわってみる予定なので、乞うご期待。



それでは。シャープ!👍



ここまで読んでいただきありがとうございます。

下のバナーをぽちっとしてもらえると、ブログランキングが上がります。ご協力いただけると嬉しいです。

↓↓↓

にほんブログ村 海外生活ブログ 青年海外協力隊へ
にほんブログ村

 

#青年海外協力隊 #ボランティア #ボツワナ #教育 #小学校 #先生

 

↑↑↑トップページへ↑↑↑