止まるととろける不思議な物体
今学期から活動の一環として、サイエンスクラブを作って運営することにしました。
要請内容に理科の内容が入っていたのでずっとやりたかったのですが、
これまでは算数で手一杯でできていませんでした。
先週、校長先生と理科担当の先生の許可を取って、
今週から毎週水曜日の放課後にサイエンスクラブができるようになりました!
ほんとはカリキュラムに沿ってやっていきたかったのですが、
授業時間は算数のアクティビティをやっているので現状ではできません。
なので、サイエンスクラブを運営しながら実践をためて、
ワークショップなどで紹介できればと思いました。
今日はやろうと思っている実験のひとつである、
「ダイラタンシー」の予備実験を家でやってみました。
ダイラタンシーとは、動かしているときは固体になり、動きを止めると液体になる、不思議な物体です。
【材料】
コーンスターチと水です。
本当は片栗粉を使って行うのですが、
スーパーに行ったら売ってなかったので、コーンスターチで代用しました。
うまくいったのでよかったです。
【作り方】
①水とコーンスターチを1:2でよく混ぜ合わせます。
以上です。笑
手をゆっくり入れてみると、まるで水のようにすっと入ります。
勢いよくつかもうとしてみると…
うお、固い!
握ったり動かしたりしているときは固体ですが…
動きを止めると…
とろーーーん
不思議ですよね。
なぜこうなるかというと…
僕もよくわかりません。笑
なので、ネットで調べてみると、でんじろう先生がわかりやすく解説してくれていました。
第469回 「ダイラタンシー現象のひみつ」:でんじろう先生のはぴエネ!:中京テレビ
でんぷん粒子は、外から力を加えると、粒子のすき間が大きくなって表面の水が内部に移動します。その結果、表面が乾いた状態になるので、固くなります。
力をかけず静かな状態にしておくと、でんぷん粒子のすき間が小さくなります。すると、表面に水が戻り、液体のように流れる状態になるのです。
なるほど…!
でんぷんの粒子と水の特性が合わさってはじめてできる実験なんですね。
小学校の単元では、
・物の溶け方
・空気と水
などにつなげられるかもしれないですね。
理科のおもしろさを感じてもらう実験としては、ぴったりなのではないかと思います!
まだこの実験を最初のサイエンスクラブでやるかは決めていないですが、
いつか必ず子供たちと一緒にやってみたいと思います。
それでは。シャープ!👍
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