小学校教師しゅんの青年海外協力隊ライフ

こどもの笑顔が世界をつくる。ボツワナの小学校で活動する青年海外協力隊員が、日々の活動やボツワナの文化、感じたこと・考えたことなどを発信していきます。

ボツワナ人の英語力

学校で、高学年の先生たち向けの、英語のワークショップがありました。


4人ほど担当が決まっていて、一人一人順番に英文法についてプレゼンしていくという内容でした。


今日のテーマは以下の3つでした。

1.直接話法と間接話法
2.付加疑問文
3.時制


1.直接話法と間接話法は、自分以外の誰かが話していたことを伝える用法です。

He said, "I am happy."

He said that he was happy.

って感じですね。

他にもいろいろ代名詞や時制を変えたり変えなかったりするパターンがあります。


2.付加疑問文は、語尾に特定の語句を付けることで肯定文を疑問文に変える用法ですね。

She is a teacher, isn't she?

It's not yours, is it?

みたいなやつですね。


3.時制は、日本人もめちゃめちゃ苦手なところ。

・単純形
・進行形
・完了形
・完了進行形

の、それぞれの過去形、現在形、未来形を確認しました。



僕もうろ覚えなところがたくさんあったので、助かりました。

たとえば、

I am getting better at this, aren't I?

というように、自分についての付加疑問文は"aren't I?"と表現することなどです。



ハンツィ小学校の先生たちも、直接・間接話法や時制のところで大混乱していました。笑


僕が追加で説明させてもらうこともしばしば。



特に、ボツワナの人たちは単純過去形と過去進行形の使い分けが苦手です。

なぜなら、ツワナ語では両者に違いがほとんどないからです。


たとえば英語では、過去進行形を使うときはだいたい、

I was eating meat when my mom called me.

というように、
「〜したとき、〜していた」という文で使いますが、


ツワナ語の過去形では、

"I ate meat"または"I was eating meat"
と言いたいとき、

・Ke jele nama

・Ke ne ke ja nama

という2つの言い方がありますが、

これらはどちらも同じ意味になりますし、英語の過去形と過去進行形のどちらも表現することができます。

でも、ボツワナの人たちは2つ目を「過去進行形」と呼んでいます。


なので彼らはよく、"I was eating meat yesterday."というように、

過去進行形を普通の過去形として使っていたりします。



で、何が言いたいかというと、

今日感じたのは、

文法に関して言えば、僕の方が知識として知っていることも多いのかもしれないということです。


しかしやはり、先生たちはみんな僕より英語を話すのも書くのも聞くのも読むのも上手です。

日ごろから英語に触れる機会が多い環境で育ったことによる、

語彙力と英語に対する慣れがそれを下支えしているのだと思います。


僕もそれを見習って、もっともっと英語に触れている時間を長く取れればと思います。



それでは。シャープ!👍



ここまで読んでいただきありがとうございます。

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