小学校教師しゅんの青年海外協力隊ライフ

こどもの笑顔が世界をつくる。ボツワナの小学校で活動する青年海外協力隊員が、日々の活動やボツワナの文化、感じたこと・考えたことなどを発信していきます。

ボツワナ国内の部族の分布図

ボツワナには、20以上の部族が暮らしているそうです。


ボツワナ人同士は、「〇〇出身」というと、どこの部族かだいたい分かるそうですが、

外国人の僕たちにはほとんど分かりません。


しかし最近、会う人会う人に、

「どこ出身?なんていう部族?」

と聞き込みをしているうちに、
(聞いても失礼にはならないそうです。みんな喜んで教えてくれます。)

だいたいどの部族がどのあたりにいるか分かってきたので、

一度まとめておこうと思います。

あまり正確ではないと思うので、また分かり次第更新していこうと思います。たぶん。笑



それでは、ドーン!!


見づらいですよね。すみません。笑



まずはそれぞれの部族の名前をご紹介。

①ングワト族
②クウェナ族
③トロクワ族
④カトラ族
⑤ングワケツィ族
⑥ロロング族
⑦タワナ族
⑧ツワポン族
⑨カランガ族
⑩カラハリ族
11サン族
12ヘレロ族
13ンブクシュ族
14ビルワ族
15デベレ族


もう、よく分からん。笑



この中で、ツワナ語のネイティブは①〜⑧までの部族です。

面積は小さく見えますが、ボツワナ人の約80%の人口を占めています。


⑧のツワポン族は、ツワポン語という少し違う言葉を話すそうですが、

方言みたいなもので、だいたい理解できるそうです。


この中でなぜ、⑦番のタワナ族だけ離れて住んでいるかというと、

大昔に①番のングワト族と⑦番のタワナ族のそれぞれ族長であった兄弟が争い、

⑦番のタワナ族が負けて遠くへ移り住んだそうです。


みんなツワナ語を話すので、Wikipediaとかだと「ツワナ族」という民族として一括りにされていますが、

ボツワナの人たちは一応、違う部族だという意識を持っているようです。

かといって仲が悪いわけでもなく、

「まあ、みんな部族関係なくボツワナ人だからね〜」

って感じでほのぼの仲良くやってます。




⑨番はツワナ語を話す人たちの次に多い、カランガ族です。

カランガ語を話し、ボツワナの人口の約10%を占めています。

ボツワナ国内では、「カランガ族は頭が良い」というステレオタイプがあるそうです。

実際、政府系の重要なポストに、カランガ族の人が就いていることも多いそうです。



⑩番はカラハリ族です。

僕の任地であるハンツィにもたくさんいます。

カラハリ砂漠に多く住んでおり、カラハリ語を話します。



11番はブッシュマンとして有名なサン族です。

ボツワナの人口の約3%を占めています。

ボツワナでは「バサルワ」と呼ばれており、サルワ語を話します。

大昔から狩猟採集民族としてボツワナや周辺の国々に住んでいました。

いわば、原住民です。

バントゥ系のツワナ族などがやってきてからは、

だいぶその数を減らし、生活様式も変わってきてしまいましたが、

今でもボツワナの多くの場所で暮らしています。

ハンツィにもたくさんいます。



12番はヘレロ族、

13番はンブクシュ族です。

どちらも、ナミビアからやってきた部族だそうです。

たしかに、言葉もツワナ語とだいぶ違います。

ナミビアからやってきた部族は他にも、

イエイ族、スビヤ族、ハンバンデール族、チェレコ族など、

たくさんいるそうです。



14番はビルワ族。

ビルワ語を話します。

僕の同僚にも2人いて、この間のクリスマスにお世話になりました。

「ボボノン」というところにたくさん住んでいます。



15番はデベレ族。

デベレ語を話します。

同期のかおりんの任地である、ジャカラスにたくさん住んでいます。


この他にも、昔オランダから移り住んだ人たちの子孫である白色人種の「ボーア」と呼ばれる人たちも暮らしています。

ハンツィにけっこういるみたいです。



と、たくさんの部族を紹介してきましたが、

これでもまだまだたくさんいるということなので、驚きです。



面白いので、今後も聞き込みを続けていこうと思います。


以上、部族の分布紹介でした。



それでは。シャープ!👍



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