アルプス一万尺が大流行り
僕の赴任しているハンチ小学校では現在、一部のクラスでアルプス一万尺が大流行りしています。笑
空き時間に教えたら、もうハマるハマる。
「先生、『こやり』って何?」
「えっ…。」
やばい。知らない。笑
ていうか、「こやり」で合ってるよね?
「子ヤギ」の上で踊ってたらかわいそうすぎるもんね…。
「うーん、なんて言ったらいいかな〜。」
なんてごまかしつつ、速攻でスマホで調べる。笑
スマホを学校で自由に使えるのは、ボツワナのいいところのひとつかなと思います。
日本の学校だとあんまりおおっぴらにスマホを使うと、どこからともなくクレームが教育委員会や学校に来ます。
スマホはうまく活用すれば、教育活動の幅も広がると思うのですが…。
まあ、ボツワナの先生たちが勤務中にスマホでゲームしてるのを見ると、どっちがいいのかわからなくなります。笑
あとやはり、子供たちに「教える」職業である教師が、スマホで調べたことを伝えるのもどうなんだという考え方もあるのでしょう。
たしかに、こういうなんでも調べられる時代になっても、知識が豊富な人って尊敬しますもんね。教師はそうあるべきっていう気持ちもすごくわかります。
昔のことをいろいろ知ってるおばあちゃんとか本当に尊敬します。
で、とにかく調べてみると、衝撃の事実が。
「こやり」とは、日本アルプスのひとつ、槍ヶ岳の山頂付近にある岩の名前「小槍」だとのこと!
「一万尺」は3,030mで、ちょうどこの小槍の高さなんだそう。
しかもこの歌、なんと29番まで(!!!)あるそうです!
今まで「ラ〜ンラランラン」に2番から29番をぶち込んで歌ってたということか…笑
いやー、それにしてもすごい。面白い。
と、一人で感動していましたが、
子供たちにそれを伝えると「ふーん」でした。笑
そりゃそうだよね。イメージ湧かないもんね。笑
面白いと思うことは、大人も子供も、日本人もボツワナ人も、人それぞれ。
これを読んでいる方はご存知でしたか?
知らなかったの僕だけだったらどうしよう。恥ずかしい。笑
今まで当たり前に思ってたことが、子供の何気ない一言で気になって調べてみると、新しい発見があります。
教師という職業の醍醐味の一つだなと思います。
教師は「教える」ことが仕事ですが、子供たちから「教えてもらう」ことも多々あります。
日々感謝です。ありがとう。
また、日本ではいま「教える」から「学びを促す」ということに重きがおかれるようになってきています。
子供たちとともに学び合っていける、そんな教師でありたいなと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
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