小学校教師しゅんの青年海外協力隊ライフ

こどもの笑顔が世界をつくる。ボツワナの小学校で活動する青年海外協力隊員が、日々の活動やボツワナの文化、感じたこと・考えたことなどを発信していきます。

ハンチ小学校の紹介(概要・施設編)

僕の赴任先である、ハンチ小学校のことを紹介します!

今回は、小学校の概要と施設について、写真とともに説明したいと思います。

●ハンチ小学校の概要

ハンチ小学校は、ボツワナ西部にある、ハンチという町の中にある小学校です。

全校児童は約850人
僕が日本で勤めていた学校は約500人だったので、それよりもずっと多いですね。


1年生から7年生まで、3クラスずつあります。ボツワナでは日本と違い、7年間小学校で学びます。

1クラスに約40人の子供がいます。

また、ハンチ小学校には幼稚園のクラスが1クラスだけあります。


3学期制で、学年始まりは1月


教科は、ツワナ語、英語、算数、理科、社会、農業、CAPA、RMEがあります。

CAPAは芸術科目といわれ、音楽・体育・美術・家庭科がすべて含まれています。

RMEは宗教と倫理についての科目です。日本でいう道徳のようなものですね。

●ハンチ小学校の施設

それでは、ハンチ小学校の施設を紹介していきます!

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こちらがハンチ小学校の見取り図です。



校門からの風景。ボツワナの国旗がはためいています。



学校に入るとすぐ左手に、警備員さんの建物があります。いつも学校の安全を見守ってくれています。



右手にはスタッフのオフィスがあります。



オフィスの右奥には、校長先生や教頭先生の部屋。


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校長室です。
奥には、学校で唯一印刷できるプリンターに接続されているパソコンがあります。



建物の左手には、会議室兼コンピュータールームがあります。こんなにたくさんコンピューターがあるとは思っていなかったので、びっくり。タブレットも、40台くらいあります。
写真に写っているのは、IT担当のハムフリー先生。



これが子供たちが勉強する教室の建物です。1棟に2クラスが入っています。



教室の中です。台形の机を、2人で1つ使っています。天井には扇風機が付いています。先生が座っている後ろの壁の裏には、教材などを置いておく倉庫があります。
壁には、先生が手作りした学習に関する掲示物が貼られています。



学校の奥にあるトイレです。近くに寄ると、かなり臭います。


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水をためるタンクが設置されています。



ボツワナの伝統家屋が展示されています。ちゃんと自国の伝統についてこうやって学べるのは、いいですよね。
現在も、村によってはこのような家で暮らしているところもあります。



こんなしっかりした遊具もあります。



大きなゴミのコンテナ。教室で出たゴミなどは、すべてここに捨てられます。



どうでしたでしょうか?
思っていたよりも、けっこうしっかりしていませんか?
とっても素敵な学校で、僕も気に入っています。

本の学校とは違い、すべて一階建てなので、階段の上り下りがないのがいいですね。

ただ、図書室、理科室、図工室、音楽室、家庭科室、体育館などの施設がないことからも、やはり教育環境という面においてまだまだ課題があることが感じられます。

僕の要請内容は「教育活動の質の改善」というソフト面ですが、学校施設というハード面でも、これからどんどん改善されていくといいなと思います。


以上、ハンチ小学校の概要と施設紹介でした!

また今度、先生たちのことや、1日のスケジュールなどについて紹介したいと思います。
お楽しみに!



ここまで読んでいただきありがとうございます。

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